突然ですが、バンダイのアーバレストを無塗装で仕上げてみました。
写真のアーバレストは、全く塗装をしていません。「フィルタリング」と「チッピング」という技法のみで仕上げています。
カメラアイは付属のシールですが、全体的に情報量が増して見ごたえが出来たと言いますか、思った以上にかっこよくなりました。
しかも、このアーバレストに行ったフィルタリングもチッピングも、全然難しくないんですよ!
使った塗料も、たったこれだけです。(わざと少なめにはしましたが)
ちょっとコツを掴めば、プラモを作ったばかりの人でも簡単にできると思います。
こういうのを、最近では「簡単フェニッシュ」と言っていますね。
簡単フェニッシュをやってみて思ったこと(けっこう真面目に)
模型を作ることは、基本めんどうですよね。
今の人達って、本当に時間が無い。
仕事、学校が忙しい? 手もとにあるスマホにだって、延々と時間も取られます。
にもかかわらず、100を超えるパーツを切り離して、整形して、ひとつひとつ色を塗っていく・・・。
そんなことをする人は、もしかしたら稀なのかもしません。
だけど今は、もっと気楽に模型を楽しめることも出来るんではないかと思います。
だって、最近のプラモはホントに凄い!
昔みたいに、改修する必要がほとんどない。塗り分ける箇所も、ものすごく少ない!
普通に組み立てるだけで、十分すぎるくらいカッコいいプラモが作れます。
おそらく、どんな忙しい人でも一日15分から30分くらいの時間は作れると思います。
そのくらいの時間だけを使っても、このくらいのものなら2週間もあれば完成するんじゃないでしょうか。実際、このアーバレストに汚れを乗せた時間は、一時間もかかっていません。
最近は簡単フェニッシュの本も出版されました。(この本はひじょーにおすすめなので、また今度紹介したいです)
らいだ~Joeさんの作品を始めてみた時は衝撃の一言でしたし、簡単フェニッシュにもいろんなやり方が出てきています。
でも総じてそれほど難しくないし、エアブラシといった高価な工具も必要ない。
時間が無いっていう人も多いと思います。
ですが「時間をそれほどかけずにかっこいいプラモを作る方法」も、研究されているんだな、とも思います。
ですので、ちょっと興味を持った方はぜひに作ってみて欲しい。
夜な夜な少しづつ作っていって、完成したら、あとはもう飾って、にやり、ですよ。
このサイトでも、こんな簡単フェニッシュの作品を作っていきたいと思いました。
もしそれで模型を作る人が増えていけばですね。
世界大会に出ているようなものっすっごい作品の凄さを身近に感じる人が増えて、模型業界も盛り上がっていくんじゃないかなーと思うんですよね。
コメント