製作過程スケールモデルBT-42(継続高校ver)

【継続高校】~ガンプラモデラーがBT-42を組み立てる~

まず最初に書いておきますと、自分は戦車のプラモデルをほとんど作ったことがありません。

今までガンプラを初めとしたキャラクターモデルはさんざん作ってきましたが、ジャンルとしては本当に初心者なわけです。

ですが色々なサイトで勉強をしてきたので、イメージトレーニングはバッチリです。

ただまあ、実際やってみないと何もわからないのは、プラモデルの常であります。

ガンプラは相当作ってきたが、戦車はビギナー。

そんな自分が、実際に組み立てで苦労したところや、難しかった所を書いていきますので、よろしければご覧ください。

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用意する物

まずは組み立てるために必要なものを用意したものです。

接着剤は普通のタミヤセメントから瞬間接着剤、エポキシ系の接着剤まですべて用意しました。

ですが、やはりメインで使うのはこのふたつです。

瞬間接着剤やエポキシ接着剤は場所に応じて使用していきます。

模型を作るときに必ず使う工具、ニッパー、デザインナイフ、ヤスリはもちろんですが、ピンセットなど細かいパーツを掴むものが必須となります。

100円ショップでも買えますが、少し高めの(1000円くらいの)ものを用意しておくのがお勧めです。

精度が全然違いますし、簡単に壊れる物でもありませんからね。

説明書では1㎜のピンバイスで穴をあける場所があるんですが。これは正直、無くても組み立てることは可能です。

「ピンを差し込む場所に穴が空いてないので、自分であけてね?」って意味なんですが、ピンを切り飛ばして接着してしまえばいいので。

ただ、持っている方は用意しておきましょう。

また、キットには本物のBT-42のディティール写真が付属してきます。

参考になりますので、これも横目に組み立てていきましょう。

組み立てる前~ 戦車モデルに洗浄は必要?

そしてさっそく組み立てていくわけですが・・・。

すこし組んだところで、「もしかして組み立てる前にパーツを洗うべきだったかな?」とか、そんなことを思いました。

プラモデルは、金型から外れやすくするためにワックスのようなものを塗っているんですが、それが塗装に悪影響を与える場合があります。

そのため、塗装をする前に洗うことがあるんですが、戦車は細かいパーツが付くので組み立てた後にガシガシと洗うのは良くありません。接着したパーツが取れてしまいます。

最近のガンプラはワックスに強い物を使っていないので、気にせず洗わない方も多いですね。

ただ、スケールモデルの事情はよくわかっていません。

なんでそんなことを思ったかと言うと、組み立てているときパーツに、けっこう指紋が付くんですよ。

もちろん、組み立てていればパーツに指紋くらいつくんですが、いつもよりハッキリついているような、そんな気がします。ちょっとべたついていると言いますか。

戦車はガンプラと違って完成したら動かすわけではないので、塗装剥げにそれほど気を使うことはないと思います。

今回は洗浄をしませんでしたが、調べてみたら、キットによっては取説に「洗ってください」と書いてある場合があるみたいですね。

そういった場合は、やはり組み立てる前に、中性用洗剤で洗っておいた方がよさそうです。

組み立て中~ 組み立ているときに疑問に思ったことなど

ちょっと話がずれましたが、さっそく組み立てていきましょう。

戦車モデルは、基本的にがんがんパーツを組みつけていって、最後に筆で細かい塗装をしていくのがセオリーのようです。

ガンプラでは色を塗り分けるため、わざとパーツを外しやすくする加工をしたりするので正反対ですね。

ですので、とにかくパーツを接着して組み立ていきます。

形は、あっという間に出来ていきます。

ただ、こんなふうに折りやすいパーツも多いので、要注意です。

で、調子よく組み立てていくわけですが、やはり転輪、履帯など、明らかに本体と色が違う部分、塗り分けが難しい部分は、塗装をしてから組み立てようと思いました。

履帯はランナーのまま塗った方が楽そうだったので、そのままにしてあります。

それと、組み付け中に疑問に思ったことは、合わせ目の存在です。

自分は戦車そのものにあまり詳しくないため、組み付けで出来た合わせ目が、実際の戦車にあるモノなのか、消してしまうものなのかわかりません。

スケールモデルは実物が存在しているので、ガンプラなどと違い「この合わせ目は段落ちモールドでいいんじゃない?」という考えは、(厳密に言えば)許されません。

とはいえですね、そんなこと気にしちゃー完成しないわけですよ!

今回は完成が目的です。ですので、あきらかに合わせ目が合ったらおかしいなー、と思う場所(例えば砲身など)以外は、スルーすることに決めました。

これはもう、プラモですから! 実物とは違いますんでね!(開き直り)

取説⑬ エッチングパーツの接着

組み立てを進めていくと、こんなものがでてきます。「エッチングパーツ」というものですね。

ガンプラにはまず存在しないパーツです。

このキット、普段ガンプラしか作らない様な人でも、模型に慣れていれば、けっこう簡単に組み立てることができます。

ただ、それでもスケールモデルの洗礼と言いますが、やったら難しいところがあったりするんですね。

そのなかのひとつが、これです。

エッチングパーツは金属でできているのですが、切り離し自体はデザインナイフで可能です。

ただ、触ればすぐに、ぐにゃっと曲がってしまうため、接着が難しい!

しかも、接着面も少ないんですよ・・・!

そもそも、プラスチックと金属パーツって基本、接着できませんからね!

「く・・・! うまく接着しねえ・・・! なんでこんなちょっと触ったくらいで曲がるんだよ、お前、仮にも金属だろ? プラバンで作り直すぞ?」とか考えていました。

そしてその結果、どーしても上手くいかないので、細いプラ棒で裏打ちして、接着面を足してあげることにしました。

エッチングパーツはメッシュ状になっているので、多少、見栄えが悪くなりますが、致し方ありません。

最悪、プラバンで塞いだと思います。

あと、この部分は少しくらい歪んでいても問題なくて、逆にそれっぽく見える部分みたいですね。(付属のディティール写真より)

あと、スケールモデルの洗礼とか最初に書きましたが、パーツの小ささっていうのも、その一つです。

この小さなフックも、別パーツですからね。しかも、接着が必要ときている。

プラスチック同士ならまだマシです。普通の接着剤で付けれますから。

また出ましたよ、金属とプラスチックの接着・・・! 意味が解らない・・・!

接着面が広いなら瞬間接着剤でギリいけますが、こんな小さいパーツどうやって付けろと?

一応、答えとしてはエポキシ系接着剤を使えば可能です。

ただ、パーツの小ささはフォローしてくれないので、上手くつけれない方もいるでしょう。よく付けれたな、と自分でも思う。

上手く接着できず、こういった細かいパーツを無くしてしまう方もいると思います。

いいんです、無くしたって!

リアル戦車だって、激しい戦いの最中、フックくらい吹っ飛んでしまうこともありますよ、きっと!

次はもっと上手く作るんだ! くらいの気持ちで、切り替えていきましょう!

継続高校の戦車の装備について

戦車も、車両によって微妙に装備が違うようです。

公式サイトで確認してみたら、この『C』というパターンが継続高校の装備になっているよう。

ですので、装備は『C』を選択。(間違っていたらごめんなさい)

あと、ワイヤーロープの取り付け。

継続高校の戦車にはそれっぽいものが見当たらなかったので、付けていません。

ただ、ワイヤーロープは装備として後付けができそうなので、付いていても問題なさそうですね。

最後に、なんですが・・・。このエッチングパーツの⑥もよくわからない・・・。

継続高校の戦車を見ても、付属のディティール写真を見ても、この⑥に見える、それらしいものが見つかりません。

最悪プラバンでも再現できそうなので、この部分もスルーしています。

この部分、なんなんでしょうね?

組み立て完了

そして・・・! なんとか組み立てが完了しました。

宣言した通り、履帯、転輪以外はすべて接着しています。

大変なところもあったんですが、意外に時間がかかってませんね。4日か5日くらい?

さて、次は塗装です。頑張っていきますかー!

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