今回は、ガンプラ・プラモデルを始めたばかりの人が、最初に揃えて置くべき工具を紹介します。
模型の工具と言っても、たくさんありすぎて何を買えばいいか迷いますよね。
紹介する工具のなかには、100円ショップで買えるものもありますので、ぜひ参考にしてください!
タミヤ 精密ニッパー

まずはニッパー。
これはもう、ぜっっったいに必要な工具です。
パーツを切り離す工具で、これがないと、プラモデルを組み立てられません。
ニッパーも数多く種類がありますが、一番おススメなのは、タミヤの「精密ニッパー」です。
模型メーカーとして信頼と実績があるタミヤの商品で、自分も10年近く使っています。(さすがにボロボロになってきましたが・・・)
精密ニッパーの値段は2000円ほど。
「最初からお金をかけたくない・・・100円ショップや500円くらいの安いニッパーじゃだめなの?」と思う方もいるかもしれませんが、とりあえずそれならそれでOKです。
パーツ自体は切り離すことが出来ますので、いちおう組み立てることは出来ます。
100円ショップの場合は、小さい物を選んだほうがいいですね。
ただ、これだけは覚えておいてほしいんですが・・・!
模型をもうちょっと作ってみたいな、と思ったら、精密ニッパーはキットをひとつ我慢してでも購入することを強くお勧めします。
安いニッパーはパーツを切り離した時、抉ったり傷付けてしまうことがあり、性能はやはり段違いです。
模型用のニッパーを手に入れたら、100円ショップのニッパーは余ったランナーを捨てるときなんかに活用しましょう。
精密ニッパーと薄刃ニッパーの違いって?
ちなみに、タミヤのニッパーには「精密ニッパー」と似たような商品に「先細薄刃ニッパー」というものがあります。
そのふたつの違いなんですが、「先細薄刃ニッパー」は先端が細く加工されている点が挙げられます。
そのため、ゲートカットは精密ニッパーよりも、先細薄刃ニッパーの方が向いているんですよね。
ですが、値段は精密ニッパーよりも高めで、細く加工してあるため、すこし壊れやすいという特徴があります。
もし迷うのであれば、自分は値段の安い精密ニッパーをすすめますが、薄刃ニッパーを購入しても失敗することはないと思います。
デザインナイフ

模型作りにおいて、ニッパーに次いで必要不可欠な工具。それがデザインナイフです。
先端の刃の部分を取り換えて使うことができ、普通のカッターとの違いは、単純にデザインナイフの方がよく切れます。
プラスチックは意外と硬いので、普通のカッターだとダメになるのも早いんですよね。
その分、刃先は薄く欠けやすいのですが、デザインナイフはしょっちゅう刃を変えて使う物なのでその点が優れています。
100円ショップでも売っているのですが、やはり刃物はメーカー品を使った方がいいと思います。
普通に買っても、600円くらいです。
「オルフェ」か「タミヤ」のものが模型ではよく使われていますね。
ウェーブ ヤスリスティックソフト 600番

ウェーブから発売されているヤスリスティックの600番。
本当は「400番」や「800番」もあった方がいいんですが、とりあえず「600番」があれば応用が気kますね。
ニッパーでパーツを切り取ると、ゲートを切り取った『跡』ができるんですが、それ均すためにはヤスリを使います。
紙やすりよりも、スティックタイプになったものが使いやすいです。
ヤスリの事、良くわからないよ、という方はこちらの記事も是非ご覧ください。
パーツオープナー

パーツを間違えはめた時、隙間にぐりっと差し込んで、外すための手助けをしてくれる工具。
自分はホームセンターで買った小さなスクレーパー(写真の物)を代用しているんですが、模型用も発売しています。
値段は安いので、持っておくことをおすすめです。
ラジオペンチ(先端が曲がったもの)

間違ってはめたパーツを外すための工具その2。
パーツって、場所によってはがっちりとはまってしまい、手ではどうしても外せないことがあります。
そういうときはペンチを使って強引に外しましょう。先が曲がったものが使いやすいです。
ちなみに100円ショップで購入できます。
ただ、ペンチでパーツを外すとどうしても傷ついてしまうので、そこは注意が必要ですね。
カッティングマット

次はカッティングマットです。
模型作りは刃物を使いますので、作業している場所を傷付けないよう、カッティングマットを敷きましょう。
A4サイズですと100円でも買えますが、作業スペースとしてはA3くらいがあったほうがいいかもしれません。
まとめ
まとめですが、とりあえず、ニッパーとデザインナイフは、ほぼ必須です。
これだけはプラモデルを買う時に一緒に購入した方がいいですね。
その他はあれば非常に便利、という感じなので、100円ショップに行ったときに探してみると良いと思います。
工具が揃いましたら、さくっとひとつガンプラを組み立ててみましょう。
組み立て方を紹介する記事もありますので、よろしければご覧ください。