塗料・工具まとめ記事

ガンプラにおススメな『白』の塗料は? まずは『隠蔽力』で選ぼう!

ガンプラ、特にガンダム系の塗装をする時、「白」はけっこう迷います。

なんて言っても、大部分のカラーリングがこの「白」ですからね。

なにげに、白にもたくさんの種類があります。

 

結論から言うと、ガンプラに使う「白」は隠ぺい力の強いものを選ぶと、綺麗に塗装ができます。

と、いうことで今回は隠蔽力の強い、使いやすい白を紹介しようと思います。

なお、今回はエアブラシで塗装することを前提にしています。

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白は隠蔽力で選ぶのがおすすめ

白というのは隠ぺい力があまり強くなく、下地を透過してしまう色になります。

そのため、数年前までは、何回も何回も重ねて、綺麗な白を作り出していました。

 

ですが、最近では隠ぺい力が高い「白」も多く販売されています。

たとえば黒を下地に、隠ぺい力の強いクレオスのクールホワイトをさっと吹くとこのようになります。

黒い部分も他の部分も、等しく白くなっています。

 

そのまま塗り重ねていくあっという間に真っ白になります。

もはや下地が何色であったか、ほとんど関係ありません。

このように、とても使いやすいため、おすすめするのは隠ぺい力の高い白となります。

クレオス クールホワイト

定価はだいたい200円ほど。容量は18ml。

下地に使える隠ぺい力の高いGXシリーズの一本です。

値段も安く、手に入りやすく、性能もいいという奇跡の一本。

好みの差はありますが、正直、これだけでも十分すぎると思う。

 

ガイアノーツ アルティメットホワイト

お値段はだいたい300円ほど。容量は15ml。

ガイアノーツが出す、究極という名の白。

隠ぺい力はもちろん、発色も良くて文句なしの性能をもっています。

容量は少ないですが、一回使ってみてほしい。

 

ガイアノーツ EXホワイト

値段は700円ほど。容量は50ml。

性能はもちろんのことですが、これだけの量が一瓶に入っているのが最大の特徴。

若干値段は高いですが、クレオスのクールホワイトの前はこちらをメインで使っていました。

なんて言っても、量が多いのがいいです。

 

フィニッシャーズ ファンデーションホワイト

お値段は400円ほど。容量は20mlですこし多め。

フィニッシャーズとは、カーモデル専門の塗料を販売しているメーカーです。

もちろん、色がカーモデル向き、ということで、キャラクターモデルに使って問題ありません。

そのなかでも、ファンデーション(下地)という名前の付いた色は、隠ぺい力が強い仕様になっています。

すこし手に入りずらい塗料、というのが欠点ですが、こちらも使いやすい白です。

 

NAZCA ニュートラルホワイト

お値段は350円ほど。内容量は15ml。

本当にわずかにグレーに寄った白。

後述しますが、ガンプラの白は、グレーになっても似合います。

NAZCAはガイアノーツから販売されていて、隠ぺい力も充分です。

 

ガンプラの『白』は白で塗らない?

ここまで紹介したものを使えば、ガンプラの白部分はあっという間に真っ白になります。

 

ですが、ガンプラの白の部分。実は真っ白にする、という以外の選択肢もあります。

それが、若干、グレーに寄った白を使うことですね。

これがまた、意外と合います。

 

真っ白の場合は清潔感が出ますが、グレー寄りの場合は、実戦的な、リアルな風合いに近い仕上がりになります。

また、ガンプラの白い部分は、パネルラインごと、グレーで塗り分ける、という技もあります。

パネルラインの塗り分けは『機械感』を向上させてくれます。

ガイアノーツ ニュートラルグレーⅠ~Ⅲ

ガンプラの『白』やパネルラインの塗り分けにおすすめな塗料は、ガイアノーツのニュートラルグレーⅠ~Ⅲまでのシリーズです。

ガイアノーツは色の濃さに応じ出て5種類のニュートラルグレーを販売しています。

ⅣとⅤはかなり濃いグレーなので、塗り分けに使用するには好みが分かれます。

 

ニュートラルグレーⅠは、白が、じゃっかんグレーに寄った色合い。

先に紹介したNAZCAのニュートラルホワイトよりわずかにグレーに寄っていますね。

 

ですが、このまま塗っても問題なくガンダムの「白」にできます。

パネルラインの塗り分けに使用する場合は、ニュートラルグレーⅡ~以降の色を使うと上手にまとまりのある色になります。

 

グレーで塗るときは意外と白濁しているので、吹き付ける前は「だいじょうぶかな・・・」と不安になりますが、吹いてみればいい感じに収まってくれます。

まとめ 白はどのカラーがおすすめなのか

で、結局どの『白』を選べばいいの? という話ですが。

紹介したすべての『白』を使ったことがある身としては、正直、ほとんど差がありません!

みんな、あっという間に真っ白にしてくれる。ここまでくると、もはや好みの範疇です。

 

選ぶのに迷うのであれば、

手に入りやすい、安価、ということで、「クレオス クールホワイト」。

また容量が多く、割と手に入りやすいという点で、

「ガイアノーツ EXホワイト」が次点でおすすめです。

 

また、真っ白ではなくグレーに寄せるのもおススメです。

そういったときはNAZCA ニュートラルホワイト、

またはガイアノーツのニュートラルグレーⅠを使ってみましょう。

清潔感の代わりに、機械感などが向上します。

 

以上でガンプラでおススメな白の紹介となります。

よろしければお試しください。

 

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