プラモデルを塗装をする時、絶対に必要になってくるのが「持ち手」です。
目玉クリップを使う方も多いんですが、棒の先に、ギザギザのワニの口の様なものがついたものを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
あれは『ペインティングクリップ』とか『塗装の持ち手棒』とか色々な呼ばれ方をしているのですが、実は100円ショップの材料で簡単に作ることが出来ます。
今回は、そんな『塗装の持ち手』を自作する方法と、色を塗れば必ず必要になる『塗装ベース』について紹介していこうと思います。
用意する物
用意するのはこちら。
ワニ口クリップと、竹ひごです。あと100円の物でいいので、ペンチも一緒に用意しておいてください。
ちなみにワニ口クリップってどこに並んでいるんだ? 工具のとこ? って思う方もいるかもしれませんが、電飾関連の近くにあることが多いです。
店によって多少の違いはありますが、イヤホンや懐中電灯、電池とか、そんな類の近くですね。
作り方
まず、ワニ口クリップを覆っているゴムはいらないので外してしまいます。
竹ひごはそのままでは長いので半分にします。真ん中にカッターで斬り込みを入れれば、簡単に手で折ることが出来ます。
その竹ひごをワニ口クリップの根元に差し込んで・・・。
ペンチで、ぐっ!!っと締め付けてやれば完成です。
ちょっと緩いかな? と思ったらテープを巻き付ければ安定性が増します。私はマスキングテープをくるっと一回巻いています。
簡単でしょう?
この自作の持ち手のいいところは大小ふたつの大きさを作れるところです。プラモのパーツによって使い分けることが出来ますので。
大きい方はかなり力が強いので、MGクラスの大き目のパーツでもがっちりと保持してくれます。
ただ、2020年1月現在、私が買っているワニ口クリップは100円で8個入りになります。(大小4個ずつ)。
プラモのパーツは100以上あるもの多いので、結構な数を作らなければいけないのが難点です。
実際100以上のパーツを一気に持ち手に付けることは稀なので40、50個もあれば十分なんですが、8個では全然足りません。自作するときはまとめて買うことをお勧めします。
竹ひごは20本入りなので、それを半分に切れば40本になります。ふたつも買えば十分間に合います。
パーツに色を塗った後は?
塗装の持ち手を作り、実際に色を塗ったら持ち手を保持しておくものが必要になります。
持ち手を差し込んでおくもの・・・。 「塗装ベース」なんて呼ばれているんですが、それによく使われているものは以下の物があります。
・油粘土
・発泡スチロール
・猫の爪とぎ
などですね。
市販されている塗装ベースは、猫の爪とぎに近い形状です。
本物の猫の爪とぎにはマタタビが入っているのもあるのでリアルで猫を飼っている方は注意が必要です。猫が寄ってきてパーツに危害を加えていきます。(猫を飼っている方はね)
塗装ベースとして使える私のお勧めはこちら。細めで、穴の開いたファイルスタンドです。
どう使うかと言いますと、こうやって横にするだけ(笑)
ファイルスタンドは4、5個くらい重ねておくことが出来ますので場所もあまり取りません。
塗装ベースとして使う分には壊れることはないので、ずっと使い続けることが出来ます。これも100円で買えますので、よろしけば探してみてください。
ちなみに「塗装の持ち手」は作らなくても同じようなものが販売してたりします。
作るのが面倒という方はメーカー品を使ってもいいかもしれませんね。それでは。
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