ツールクリーナー塗料・工具

ツールクリーナーって必要? 薄め液との違いやおすすめは?

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主にハンドピースの洗浄用として「ツールクリーナー」という商品があります。

ハンドピースの洗浄は普通のラッカー系の溶剤でもできるため、ツールクリーナーって必要? と思うかもしれません。

個人的にはやはり、もっておいて損はないと思います。

理由としては、

① ニードルが固着することを予防できる。

② 塗料を落とす力が強く、楽に落とせる

という点ですね。

普通の薄め液でも洗浄は出来ますが、やはり専用というのは性能が高いです。

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薄め液との違いって?

単純に、ツールクリーナーは洗浄する力が強いです。

薄め液との違いは、塗料を薄めるのでなく、洗浄することが目的に作られています。

 

そのため、塗料を薄めるのには使えません。

また、洗浄力が高いということは溶剤の力が強いため、刺激臭がするものも多く、使用するときは換気をしっかりする必要があります。

ツールクリーナーって必要?

ハンドピースの清掃は普通の薄め液でも可能です。

ですが、やはり個人的には洗浄用のクリーナーを用意しておくことがおすすめです。

最近の塗料は性能も上がっているため、普通の溶剤だとニードルの固着などを引き起こしやすいですよね。

 

また、ハンドピースの清掃も、ツールクリーナーならかなり効率が上がります。

しばらく掃除をするのさぼっていると大変なことになってますよね、ハンドピース・・・。

芸術的に塗り重ねられた塗料は、なかなか普通の溶剤では落ちません。

 

しかしそんなハンドピースでも、ティッシュに染み込ませたツールクリーナーで拭けばこんな感じに簡単に綺麗にできます。

 

特にハンドピースのニードルがよく固着してしまう、という方はぜひ試してみてほしい。

ツールクリーナーでよーくうがいをすると、ニードルが固着することは減ったんですよね。

 

また、ニードルが動かなくなっても、ツールクリーナーを入れてすこし放置していると、ニードルがくるくる動くようになって、無理なく引き抜けるようになります。

それまでは固着したニードルをペンチで引っこ抜く、という荒業を使用していました。

当然、乱暴に歩かうので、ハンドピースを壊す可能性もあります。私は、一度これでニードルを曲げました。

ツールクリーナーがあれば、ニードルの固着はだいたい解決するのではと思います。

ツールクリーナーの使用上の注意は?

使用する場合は、特に換気に気を付けること、ですね。

またハンドピースの清掃に使う場合は、ビニールの手袋などをして、直接手に触れないようにしましょう。

 

ツールクリーナーは強い溶剤を使用しているため、触れると手は荒れますし、全般的にかなり強い刺激臭がします。

換気をせずに使用しているとほぼ、確実に頭痛に襲われます。

ツールクリーナーのおすすめは?

模型用として販売されているツールクリーナーにも種類があります。

まずはクレオスからは「ツールクリーナー」という名前で販売されています。そのまんまです。

模型用としてはもっともポピュラーな商品で、手に入りやすいのが特徴です。

値段も手頃ですし、性能も決して悪くありません。

ツールクリーナーを試してみたい方は、まずはこちらを購入するのがおすすめです。

 

ガイアノーツからは「ツールウォッシュ」という名前の商品で発売されています。

サイズ展開が「小=250ml」「中=500ml」「大=1000ml」と三種類。

特に「大」の1000mlはかなりの容量なので、たくさん使用する、という方はこちらのほうがいいですね。

また、「小」サイズがあるため、ちょっと試してみたい方にはおススメです。

もちろん性能はしっかりしてますので、こちらをメインに使用している方もたくさんいらっしゃいます。

 

 

また、私は使って事がないので恐縮ですが、クアトロポルテの「ウォッシュシンナー」も紹介します。

あまり聞きなれないメーカーかもしれませんが、高性能な模型用品を取り扱っています。特にカーモデルを作る方には有名ですね。

クアトロポルテのサーフェイサーを使用したことがあるのですが、これは400番くらいの傷も綺麗に消すことができる驚くべき性能をしています。

 

ウォッシュシンナーも相応の性能とのことですが、すこし割高ですが、臭いはかなりキツめとのこと・・・。

洗浄力を求める方は試してみてもいいと思います。

ツールクリーナーの臭いに対する対策

ツールクリーナーは全般的に強い刺激臭がします。

この対策となるのが、『臭いが少ないタイプ』のツールクリーナーを使うことです。

手に入りやすいところですと、「ガイアノーツ T-13M マイルドツールウォッシュ」になります。

 

実際、蓋を外してみると分かるのですが、かなり鼻を近づけないと刺激臭を感じません。

あの臭いが苦手、という方でも使用できるのではないでしょうか?

 

ただし、値段が普通のものと比べて高く、現在「中」サイズしか売っていません。

この辺が悩みどころですが、臭いがどうしても気になる、という方は試してみてはいいと思います。

 

ただし、注意点としては臭いが抑えられているからと言って、安全性があがっているわけではない、という点です。

やはり、使用する際には、しっかりと換気をして体調には気を付けましょう。

 

他に有名なものですと富士教材さんの「オリジナルツールクリーナー NEXT」があります。

こちらは臭いの他に毒性も抑えられているので、より安全性を求める方にはおススメです。

ただし、1000mlで4420円(税込)とかなり値段が高いのが難点ですね・・・!

ツールクリーナーのまとめ

ツールクリーナーと薄め液の違いのまとめです。

薄め液は基本的にエアブラシなどで使用するために塗料を薄めるために使います。

それに対してツールクリーナーは、塗料の洗浄専用の液体です。そのため、強めの溶剤が使われており、臭いもきつめなものが多いです。

 

エアブラシで塗装をするなら、薄め液だけで行うことが可能です。

ただし、洗浄専用のツールクリーナーがあれば、より効率的に器具を綺麗にできます。その分刺激臭や肌への影響が大きいので使う場合は気を付ける必要はあります。

 

ツールクリーナーは洗浄専用のため、やはり持っているとかなり便利です。

使ってみると、ぎたぎたになったハンドピースを掃除する時、「え!? 簡単に綺麗にできるんだけど」と驚くと思います。

クレオスさんのツールクリーナーは手に入りやすく安価なので、試してみてはいかがでしょうか?

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