塗料・工具デカール

水転写なのに透明フィルムをはがせる!? MYKデザイン『アシタのデカール』を試してみた!【レビュー】

アシタのデカールとは、普通の水転写デカールのように貼りつけた跡、透明なフィルムをはがすことができるデカールです。

そのため、印字された文字だけがパーツに残るので、まるでインレタのような仕上がりになります。まさに画期的なデカール。

ちょっと気になっていたので、購入して試してみました。

結論から言うと、透明フィルムを綺麗にはがすのは難しいので、すこしコツのいるデカールという感じになっています。

 

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アシタのデカールとは?

最初にも書きましたがアシタのデカールは、貼った後に透明なフィルムを剥がすことができるデカールです。

 

アシタのデカールはめちゃくちゃ種類があるんですが「GMデカール」というカテゴリがキャラクターモデルに向いています。

写真のように、コーション系のマークが揃っています。 

 

また、「グラフィックアーマー」という種類もなかなか面白いですね。

これはその中でも「plus+ネオン」というちょっと特殊な物を買ってみました。

 

こちらはブラックライトを当てると、ぼやっと模様が浮き出るタイプです。

こういった模様は塗装では難しい(というか無理)ですが、貼るだけならだれでもできます。

 

Amazonより引用

ちなみに、グラフィックアーマーは蛍光ではなく、通常のタイプもあります。

ガンプラにはちょっと使いづらいかもしれませんが、美プラとか似合いそうなキャラクターモデルは多そうです。

アシタのデカールを使ってみた感想は?

さて、実際に貼ってみます。

貼り方は水転写デカールと一緒で、水に浸した後、しばらく放置して印字が台紙から動くのを待ったら、パーツに移動、水気を取って固定します。

ちなみに、デカールの表に透明なフィルムがありますが、これは剥がすフィルムとは関係ありません。

フィルムは、貼った後に剥がせます。

 

デカールを貼りつけたあとはしばらく放置。

そして、透明フィルムの端をピンセットでつまみ、ゆっくりと引っ張るとこのようにフィルムを剥がせます。

 

フィルムを剥がすと、フィルムの縁はほとんど見えなくなります。

インレタという、上から押し付けて貼るシールがありますが、それに近い仕上がりになりますね。

 

ただこの作業、ちょっとコツがいると言いますか、割と難しい・・・。

フィルムを剥がすときに、印字が一緒にはがれてしまったり・・・。

 

そもそも小さすぎて、なかなかフィルムを掴めず、剥がせなかったりしますね。

コツを掴めばいけそうですが、最低限、性能の良いピンセットは持っておいた方がいいかと思います。

 

 

いちおう、剥がしやすくなるコツとしては、マークセッターを使う事と、きちんと時間を置いて、デカールを乾かすこと、ですね。

そうすれば、綺麗に剥がしやすくなる気がします。

 

グラフィックアーマー・ネオンタイプは、ブラックライトを当てるとこんな感じに光ってくれます。

もとが透明なものを選んだので、ブラックライトを当てないとシルエットだけが浮かんできますが、写真との相性は良さそうです。

 

Amazonより引用

ちなみに、コーションやラインデカールがブラックライトに対応しているタイプもあります。

これはこれでカッコよく作品に使うことができそうですよね。

正直、ちょっと難しい

アシタのデカールは、正直、普通の貼るだけのデカールと比べて、すこし手間で難しい、という印象です。

私は使いこなすにはもうすこし練習というか、コツをつかむ必要があるように感じました。

 

ただですね、このフィルム、剥がさなくてもそんなに目立たないんですよね。普通の水転写デカールと変わらない。身もふたもないこと言っちゃいますけど。

デザインがいいと思ったら、フィルムを剥がすとかそんなことせずに、そのまま使っちゃっても全然いいと思います。

 

通常のデカールはもちろん使いやすいですし、ブラックライトで光るなんて、作品をとがらせるにはとても有効ではないでしょうか?

そのままでも使えてしまうので、アシタのデカール、面白いな、と思ったら一度使ってみてはいかがでしょうか?

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