模型の話ガンプラ撮影

ガンプラ撮影でおススメの背景紙と選び方!【まずはコレを用意しよう!】

完成したガンプラをカッコよく撮影するためには「一眼レフカメラ」や「撮影ブース」「照明」など、それなりの機材が必要になります。

ですが、一眼レフのカメラだけでも、5~10万円は普通にしてしまいます。さすがに、そんなにお金はかけれない・・・!

 

ですが、ガンプラの写真を撮るとき、「背景紙」だけは絶対に用意しておいた方がいいです。

背景紙というのは、撮影の時に後ろに敷く紙のことなんですが、ぶっちゃけこれさえあれば、スマホやコンデジでも、かなりそれっぽく、カッコいい写真が撮ることができます。

今回は、おススメの背景紙と選び方の紹介をしてみようと思います。

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おススメの背景紙その① グラデーションペーパー

引用 Amazon

現在、ガンプラの撮影に使いやすく、手に入りやすいのは、このプロ機材ドットコムさんの『グラデーションペーパー』です。

その名の通り、グラデーションのかかった背景紙になります。

 

緩やかにグラデーションが掛かった背景紙はとても使いやすく、値段も2000円ほど。

色のバリエーションも多く、サイズも普通のガンプラであればMG(1/100)くらいなら平気で対応ができます。

基本的には白⇒グレーがおススメですが、ガンプラの色によっては背景色とかぶってしまうので、余裕があるのであれば、もう一色くらいは持っているのもアリだと思います。

おススメの背景紙その② 白黒の背景紙

引用 Amazon

もうひとつのおススメは、白と黒の背景紙です。

白と黒の背景紙は余計な情報がまったくないため、プラモデル自体がめちゃくちゃ際立って撮れます。

 

ただ、背景紙だけでなく、ライティング(光源)など他の要素も重要になるので、上手に撮影はするのはかなり難いです。

カメラに慣れてきて、もっと上手に撮影してみたい、という方は白と黒の背景紙に挑戦してみるといいと思います。

ツイッターでたまに見かけますが、白黒背景紙の上手な写真は、ホントにかっこいいですよ。

背景紙の選び方① 背景紙の種類って?

次は背景紙の種類についてです。

一般的に背景紙には2つの種類があります。

違いというのは背景紙の素材のことで「PP加工紙」と「PVCシート」のふたつです。

 

「PP加工紙」というのは紙をポリプロピレンでコートして、撥水性や汚れに強くしたものです。

安価な物が多いんですが、紙をコートしただけなので耐久性があまりない、という欠点があります。(それでも普通の紙よりはだいぶ耐久力がありますが)

 

「PVCシート」は紙ではなく、ポリ塩化ビニールという素材で作られています。

そのため耐久性が高く、折り目なんかが付きづらい特徴があります。

欠点としては、薄いプラスチックのような素材なため、光を反射しやすく、撮影が難しいという点があります。

 

上で紹介したもので「グラデーションペーパー」はPP加工紙。「白黒背景紙」はPVCシートになっています

背景紙の選び方② 背景紙のサイズは?

背景紙には様々なサイズがあります。

ガンプラを撮影する場合、どのくらいのサイズがいいかな、という目安なんですが、上で紹介したグラデーションペーパーは「80センチ×110㎝」という大きさです。

HGサイズとMGサイズ(1/100)を置いてみるとこんな感じです。

このくらいのサイズであれば、HGならスタンドを使って空中でポーズをさせてもだいぶ余裕があります。

MGサイズでもトリミングは必要になりますが、スタンド+空中ポーズも、まあなんとか対応はできるかな、といった感じですね。

PG(1/60)など、それ以上のサイズになると、さすがにこの背景紙だと素立ちが限界かもしれません。

 

背景紙は人物の後ろに使われこともあるので、200㎝と、かなり大きなサイズもあります。

背景紙を選ぶときは、参考にしてみてください。

撮影の時の注意点

最後に注意点です。

背景紙は撮影の時に壁から垂らして緩やかなカーブをつくって使用します。

その際、ピンなどで直接、壁に貼り付けるのは避けた方が無難です。

背景紙は普通の紙よりは頑丈なんですが、小さい穴を何度も開けると、そこから裂ける、破けるということがあります。

ですので背景紙を下げる場合は、大きなクリップで挟む、またはクリップをS字フックで引っ掛ける、などの工夫が必要です。

ちなみに私は、写真のようにクリップの穴にひもを通してフックに引っ掛けています。

 

もう一点は、背景紙は意外と大きいよ、ということです。

保管しておく場所、広げて使う場所を一応、考えておくといいですね。

 

繰り返しになりますが、撮影をするなら「背景紙」だけは持っておくのがおススメです。

高価な機材がなくても、かなりカッコよく撮れるので、ぜひ自分の模型環境に加えてみてくださいね。

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