ハセガワから販売されている、エヴァコラボのメカトロヴィーゴの零号機を制作しました。
メカトロヴィーゴを知っている方多いと思いますが、作ったことがない方もいると思いますので、よろしければ参考にしてみてください。
エヴァが好きな方や、ガンプラとはちょっと違うキャラクターモデルに挑戦してみたい方にお勧めです。
メカトロヴィーゴ エヴァコラボキットって?
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0619.jpg)
ハセガワから販売されているメカトロヴィーゴというシリーズには、あのエヴァとコラボした商品が存在しています。
イラストがめっちゃ特徴的で、パケ絵は「日常」などのあらゐけいいちさんが担当されています。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0620.jpg)
説明書のイラスト。なんか、このまま大事に取っておきたいですよね。
それと、気に入った箱絵の方は額縁に入れて飾る、なんてこともおススメですよ。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0098.jpg)
ボディカラーと、特徴的なデカールでエヴァっぽさを出しており、なんとフィギュアまでレジンキットで付属。
ラインナップは、シンジ・レイ・アスカ・マリ・カオル、と主要キャラはすべて揃っています。
ハセガワのホームページではエヴァコラボのヴィーゴは限定品と書いてありますが、レイとアスカは再版されて、限定版のタグが消えていました。(また再版するかは不明ですが)
ちなみ、付属する綾波レイは今回、制作していません。(申し訳ない)
レイのフィギュアはレジンキットなため、ちょっと手間がかかりそうなんですよね・・・。正直、もうすこし勉強が必要そう。
いつか制作したら記事にしようと思います。
メカトドヴィーゴ パチ組み感想 簡単に組める!
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0626.jpg)
パチ組み状態です。
組み立て自体は、特に難しいところはありません。
多少合わせ目は出ますが、ガンプラのHGが組めるなら問題なく組むことができると思います。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0640.jpg)
素組みの状態でも可愛いんでいいんですが、このキットの最大の難関は別にあります。
このエヴァ特有の模様・・・そのデカール貼りですね。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0623.jpg)
これが、ガンプラモデラ―には中々にやっかいなところです。
大判のデカールを貼る、というのは、ガンプラにはほとんど発生しない作業なんですよね。
もしデカールを破ってダメにしてしまえば、ただの黄色いヴィーゴになってしまいます。
いちおう、気を付けた点などを書いておくので参考にしてみてください。
メカトロヴィーゴ制作 ツヤとデカールが勝負!
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0623.png)
まずひとつめは、デカールを切り離す際、デカールの縁をできるだけ切っておく、とうことです。
デカールにはわずかに、透明な「フチ」があります。
それがあると、パーツに貼ったときにすこしだけフチがはみ出て、ピタ! と収まりません。
それが、どうにも不格好に見えてしまうんですよね。
また、そのせいでパーツに貼る際に、位置を決めずらいことがあります。
そのため、デカールを切り離すとき、フチのギリギリで切って貼ることをおススメしておきます。
もちろん、すべてのデカールで同じことをする必要はありません。
パーツの境界、ギリギリにデカールを貼る場合は、フチを切る、といった作業をした方が無難かと思います。
パーツの中心に貼る場合は、フチを切る取る必要はないですね。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0751.jpg)
一応、マークセッターのようなデカールの密着剤も用意しておきました。
貼る前と貼った後に塗布して、貼りつけの一助となってくれます。
大判のデカールを密着させるのに役立ってくれますが、それでもシワもなく貼るのは難しかったですね。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0749.jpg)
また、このキットはデカールの上にデカールを貼る、なんてこともあります。
黒のデカールと白のラインは別のデカールです。
これがまた超厄介で、写真でもわかる通り、白のライン、ズレています・・・。
破れてしまい、無理やりつなぎ合わせた跡もあります。
これは、ちょっと面倒ですが、黒いデカールを貼った後にクリアーを吹いてデカールを保護してあげた方がよかったですね。
保護なしで貼るのは、ちょっと難しいです。
ちなみに、どうしてもデカールが破れてしまうこともあるんですが、その場合は同じ色を筆で塗って「リタッチ」という作業をしています。
これで多少は目立たなくなりますね。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0665.jpg)
あとは全体をツヤ有りでてっかてかに仕上がる方法です。
一度、きちんと下地を作って、最後は薄めの塗料を一気に塗装、という手順で行っています。
その後、クリアーコートを吹きっぱなしでツヤを出しています。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0746.jpg)
デカールはクリアーを厚吹きしたので、場所によっては研ぎ出して段差を消しました。
しかし、うっすらと境目が見えるので、もうちょっと丁寧にやっても良かったというのは反省点です。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0747.jpg)
デカールも・・・まあ、失敗したところもありますが、目立つところはなんとか貼ることができました。
ただ、白の部分は下地がちょっと透けてるんですよね。すこし黄色っぽい。
説明書の作例は白のデカール部分は白を下地にしているのかな、と思います。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0010.jpg)
あと、瞳の部分にはハイキューパーツの偏光シールを使ってみました。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0011.jpg)
正面から見るとオレンジですが、角度を変えるとグリーンになる不思議なシール。
モノアイやセンサーなどに使えそうです。
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0018.jpg)
このキットは両方の眼が違うので、ちょっと面白いかなーと思ったんですが、やったらとオレンジの光を拾います。つまり片方だけ光ってる。
下に傾けると反対側がちらっと光ります。
まあ、これは遊び心なんで別にいいんですけどね。
このシール、なぜかamazonでは売っておらず、楽天やヤフーショッピングでは購入リンクがあります・・・。
ヴィーゴ零号機 完成!
![](https://www.hobi-rain.com/wp-content/uploads/2023/08/DSC_0045.jpg)
そんなこんなで完成!
可愛い系のロボとして、以前作った筆塗りのなっちんと並べてみました。
キャラクターモデルはツヤ有りで作ることはあまりないんですが。ヴィーゴにはとてもよく似合います。
大判のデカール貼りなど、普通のガンプラではやらないことをしてみましたが、違うことに挑戦するのも楽しかったですね。
箱絵には零号機の武装なんかも書かれてあるので、他のエヴァプラモから流用しても面白そう。なんかRGの零号機と並べたくなってきました。
デカール貼りは大変でしたが、最悪、マスキングしてそれっぽく塗ってしまえばいいか! と思っていました。
ちなみに、メカトロウィーゴ エヴァコラボ シリーズの初号機+碇 シンジは普通にかっこいいのでぜひ見てほしいです。
よろしければメカトロヴィーゴ、作ってみてくださいね。