かっこいいガンプラの完成品には、デカールが上手に使われていることが多いです。
ですが、このデカール、市販のものを使おうとして、なにを買ったらいいか迷う、ということもあると思います。
現在ではガンプラやキャラクターモデルに使えるデカールは、いろいろなメーカーから販売されています。
と、いうことで今回は、ガンプラやキャラクターモデルに使いやすい、おススメのデカールをメーカーごとに紹介しようと思います。
よろしければ、デカール選びの参考にしてみてください。
ガンダムデカール

まずは言わずと知れた「ガンダムデカール」。
対象のガンプラを指定されており、専用のコーションやマーキングなどが一枚に収まっています。
そのため、とにかく使いやすく、簡単にカッコよく仕上がります。
特に嬉しいのは、部隊章などのマークですね。
肩アーマーや盾などに、所属している部隊などマークがあると、ぐっとキャラクター性を強調できます。
ですが、そういったマーキング、だいたいこのガンダムデカールでしか手に入りません。
注意点としては、ナンバリングが100を余裕で越えていて、欲しいものがなかなか再版されないという事です(泣)。おそらく、もう再版されないデカールもあるのでは・・・。
作りたいと思っているガンプラのデカールを見つけたら、ほんとに買っておくことがおススメです。
ハイキューパーツデカール

次はハイキューパーツのデカールです。
ハイキューパーツのデカールはとにかく種類があるんですが、使いやすいのはやはりコーション系のデカールですね。
コーションデカールは1/100と1/144サイズで展開しており、ガンプラのために作られたと言っても過言ではありません。
特徴としてはコーション(注意書き)がレッド&グレーなどカラーの組み合わせになっているものが多く販売されている、という点です。
色は様々な組み合わせがあり、それだけでとてもかっこいい。
ですが、無難なところなら、まずはワンカラーのものを集めていくのがおススメですね。
特に「赤」「グレー」「白」は汎用性の高いデカールです。
他にも「アクセントデカール」「ラインデカール」なんかも使いやすいと思いますね。
ハイキューパーツさんのデカールは本当にたくさん種類がありますので、ぜひ、お気に入りを探してみてください。
スジボリ堂 ロボデカール

次はスジボリ堂さんから販売されているロボデカールです。
注意書き(コーション系)デカールの他に「アクセントライン」や「アルファベット」などの種類があります。
特にお勧めなのが「注意書き」と「アクセントライン」ですね。
まず注意書き系のデカールなんですが、他のHGサイズのものと比べて、すこし小さいんですよね。これがとてもいい!
このおかけでスケール感というものが表現しやすくなっていますし、注意書きの『文字』に気を付ける必要も、そんなにはなくなります。

また、コーション系デカールだけだと、どうしても単調となってしまう、というときに「アクセントライン」はいい使い方をできます。
色にも種類もあるので、ぜひお気に入りを探して使ってみてほしい。
※ 現在、amazonや楽天では売ってないっぽいです。欲しい方は公式サイトを見てみるといいかもしれません。
ベルテクスデカール

プロモデラーPOOH熊谷さんが展開している「ベルテクスデカール」です。
実は、POOH熊谷さん以外のプロモデラーがデザインしたデカールも販売しており、かなり使いやすいものが揃っています。
なので、ぜひ一度、確認してみてほしいです。
もし迷うのであれば、コンビネーションデカールが使いやすいものが多くておススメです。
普通のコーション系とはちょっと違うデザインのデカールが多いんですよね。
そのままでも勿論いいんですが、固め貼り、というテクニックに使いやすいものがデザインされています。
モデルカステン マルチパーパスコーションデカール

主にスケールモデルのデカールを販売しているモデルカステンですが、キャラクターモデルに使えるデカールもあります。
それが「マルチパーパスコーションデカール」ですね。
コーション、数字、英文字がセットになって、とりあえずいろんなところに万能で使えるデカールです。
値段はちょっと高めですが、大判でかなり大きく、これ一枚買えばなんとかなるよ、という感じがありますね。
なかには『蓄光デカール』という、暗闇で光るちょっとめずらしいデカールもあったりします。
スジボリ堂 チッピングデカール

つぎはスジボリ堂のチッピングデカールです。
こちらは、文字がかすれたような印字がされているのが特徴ですね。
たとえばウェザリングをばりっとしたキットに対して、デカールだけやたらと綺麗だと、ちょっと浮いてしまうことが考えられます。
そういったときにこのデカールを使えば、作っているキットと上手くマッチすると思うんですよね。
また、汚していないキットにも、アクセントとして有効だと思うので、機会があれば使用してみようと思っているデカールです。
MYKデザイン アシタのデカール

次はMYKデザインのアシタのデカールのGMシリーズ、です。

使い方は水転写デカールと一緒なんですが、なんとこれ、透明のフィルムをはがすことができるデカールです。
そのため、まるでインレタシールのような印字された部分だけが残る仕上がりになります。

コーション系だけでなく、グラフィック・アーマーや、ブラックライトで光るネオンタイプという、なかなかにかっこいいデカールがそろっています。
ガンプラに使うには工夫かもですが、ガールズ系のプラモなど、ほかのキャラクターモデルにも活用できそうなのがグッとです。
いちおう、使ってみたので、よろしければそちらの記事もご覧ください。ちょっと難しいですが、なかなか面白いデカールです。
まとめ おススメのデカールは?
以上でガンプラにおススメなデカールを紹介してきました。
ものすごく種類があることはわかったと思いますが、結局、この中からどうやって選んだらいいの? と思うと思います。
選び方のおすすめとして、まずガンプラを作る方は「ガンダムデカール」はとにかく買っておいた方がいいです。
部隊章などのマークは、アイキャッチにもなって使いやすいですが、「ガンダムデカール」でしか手に入りません。
手に入りずらいものも多いですが、買っておいて損はしません。
他に、たくさんあるコーション系のデカールでは「ハイキューパーツ」「ロボデカール」が使いやすくておススメですね。
ロボデカールはすこし手に入りずらいかもしれませんが、両方ともそれほど値段もしませんし、汎用性も高いデカールです。
よろしければ参考にしてみてください。それでは。