実践、サーフェイサー! ~『捨てサフ』と『本サフ』のやり方~

工具・塗料

サーフェイサーのことを調べると、「どういうときに使えばいいの?」「そもそもサーフェイサーって吹く必要あるの?」

という疑問を目にすることがあります。

それに対する答えのなかに「サーフェイサーは絶対に吹く必要はない」「むしろ吹かなくてもいい」ということもあるので、混乱する方も多いのではないでしょうか?

私は、サーフェイサーを吹くかどうかは、自分がどんなふうにプラモデルを作っているか、によると思っています。

サーフェイサーを吹くにはきちんと『狙い』がありますので、今回、製作中のキットを使って、自分なりにサーフェイサーをどんな時に吹くのか、整理してみました。

あくまで私のやり方、考え方になりますが、参考になりましたら幸いです。

どんなときにサーフェイサーを吹くのか?

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まず大前提なんですが、サーフェイサーというのは塗装の下地材のことを言います。

本格的な塗装をする前に塗って、そのための準備を整える、という感じですね。

その狙いは、『傷を見つけやすくするため』と『均一な塗装面を作る』ためです。

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たとえばこれは、製作中のキットの腰パーツです。

パーツの形を変えようと、プラバンを貼ったり、パテを盛ったり、ヤスリを掛けているパーツです。

パッと見た感じ、形は整っているようにも見えますが・・・。

f:id:hkn3:20201203211337j:plainサーフェイサーを吹くとこんな感じになります。

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吹く前では分かりずらかった、パーツの荒い部分がわかりやすくなりました。

赤い丸の段差の部分とか、まだまだ処理があまいですね。

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それと、脇の部分のエッジも歪みがハンパありません。

サーフェイサーを吹いてグレーになることによって、傷や歪みがはっきりとわかるようになっています。

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更に別のパーツです。

合わせ目が消しきれていなかったり、まったく消えていなかったりします。

これは今後、修正していくのですが、もしこのまま塗装をしていたら、完成品はひどく残念なものになっていたと思います。

と、こんな感じで、素のパーツの状態っていうのは、目で見た限りでは分かりにくいんです。

こういう、パーツの状態を見るために吹くサフを『捨てサフ』なんて呼んだりしますね。

結局、後からパーツを修正すると吹いたサフは削り落とされてしまうから、捨てサフ、なんて呼ばれているんだと思います。

ちなみに、私は『傷を見つけやすくすために吹くサーフェイサー』(捨てサフ)は缶タイプの物を使うことが多いです。

エアブラシだと準備と片付けがけっこう面倒です。

缶タイプだと、ベランダに飛び出して、ささっとやってしまうことが出来ます。

本サフはどんなときに吹くのか?

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次に、本サフ・・・『キレイな塗装面をつくる』サーフェイサーの話をします。

例えば、この腰のパーツですが、色んな素材を使ってパーツの形を変えています。

素のプラスチックパーツと、プラバンやエポパテは、硬さが違います。

また、見て分かるんですが、『色』も違います。

そういった、様々な色や素材が混じったパーツの上に直接、色を塗ってしまうと、綺麗な色にならないことがあります。

黒い所と白い所の上に赤を塗ると、色の違いが出てしまうのは、なんとなく分かるのではないでしょうか?

そういったことを防ぐため、サーフェイサーで上から一枚コートしてあげる。

本格的な塗装は、サーフェイサーの上に乗るため、綺麗に塗装をすることが出来る・・・。

つまり、綺麗な塗装面をつくるために吹くのが、本サフの『狙い』になります。

大きな改修をしていない場合はどうなの?

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ただ、それはプラバンやパテなどを使って、大きくプラモデルを改修している場合の話です。

改修などをしないで、普通にプラモデルを組み立てて、色を塗る場合はどうでしょうか?

プラバンやパテを使っていないので、パーツはすべてプラスチックです。

そう、サーフェイサーを吹く必要はありません。

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ただ、プラモデルのパーツを全て塗装しようとする人は、全身にヤスリを掛けてヒケを消したり、合わせ目を消したりしている場合が多いです。

そうすると、一番最初に書いた通り、目では見えない傷がたくさんあるかもしれません。

そのまま塗装をすると、せっかく色を塗ったのに合わせ目が消えていなかったり、消しきれていなかった傷が見えたりするかもしれない・・・!

ですので、基本的にサーフェイサーは吹く必要はないけれど、かっこいい作品にするためには、吹いた方が無難だよ、というのが私の考えです。

特に、全塗装をする人は、ですね。

まとめ

タイトルで「捨てサフと本サフのやり方」とか書きましたが、パーツにサーフェイサーを吹くということで、やり方なんて一緒ということになります。(目的に応じて、サフの種類は変えますが)

ただ、『狙い』が違うだけになります。

私としても、サフに関しては、まだまだ整理しきれていない部分がありますね。今後、ちょっとずつ記事を足したり修正していこうと思います。

では、繰り返しになりますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。では。

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