今回はコトブキヤさんから販売されているアーマードコアのキット、オラクルの製作記となります。
何気に作りたかったキットなんですが、再版されたので購入していました。
オラクルに乗ってるエヴァンジェは割とネタキャラとして扱われていますが、ルートによっては最後の最後にカッコいい姿を見せてくれるのが印象的です。
個人的にはしびれましたね、あれは。
コトブキヤさんのアーマードコアのキットはかなり大変な部類に入りますが、頑張って作っていこうと思います。
ACVIシリーズを組み立てていくコツ

コトブキヤさんのACVIシリーズは基本的にパーツが多くて組み立てるのが大変です。
で、あくまで自分流ですが、楽にパチ組みをするのにコツがあります。

まずはランナーの整理ですね。
腕や脚部は同じランナーが二枚構成になっているので、重ねてまとめておきます。
できればランナーを置く定位置も決めておくといいです。

ACVIシリーズはひとつのブロックを組み立てるのにいくつもランナーを経由しないといけないんですね。これがちょっと面倒。
このふたつのブロックだけで、D、F、O、Hのランナーが必要にります。
そのため、一つのランナーを持ったら、ふたつかみっつくらい先のブロックまで、一気にパーツを切ってしまうのがおススメです。
例えば「D」のランナーをもったら、丸の部分の「D」の4,5,6,7のパーツを全部切り取ってしまうというような感じです。

このとき、私は今後のことも考えてゲートをちょっと残して切っています。
ゲートをゼロアタックしてもいいんですが、パーツをえぐってしまうとその後の処理が面倒なので、私は二度切りを前提としています。

で、余ったゲートはアルティメットニッパーで切り取ります。
こういうときに片刃ニッパーは大活躍ですね。

そして、その後は一気に組み立てます。
そうすれば割とストレスなくパチ組みを進めることができる・・・ような気がしています。
慣れてくると、もっと先のブロックまでパーツを切っておくこともできます。
片刃ニッパーも必須ではないですが、模型を長く続けるなら使ってみることをおススメする工具です。
上手く使うとゲート処理が楽になりますので。
組み立てながらチェックすること

パチ組みはそんな感じで進めていくんですが、組み立てていく時点で、パーツのハマりが悪い所や、合わせ目消しが必要なところをチェックしておきます。
これは合わせ目消しが必要なパーツを大体集めてみた感じです。実はけっこうあるんですよ。
また、パーツのハマりが悪いときはピンバイスで穴を広げたり、ピンを切ったりして調整します。
たまに変なところが干渉しているので削ったりもしますね。

あとは、後ハメが必要な個所もチェックします。
後ハメ箇所は多くてとても紹介しきれないんですが、工作は簡単な所が多いです。
主に、写真のように先端のフック状の部分を切り取るだけとか、そんなところばかりですね。
ACVI オラクルの難所

このキットを組み立てていく時点で、面倒なところも紹介しておきます。
武装類、これがやばい。とにかく大変です。

中央に、ばさっと男らしく出る合わせ目。
これを綺麗に処理するのはかなり至難の技です。

また、基本的に一色構成になっているので、塗り分けも大変です。
本体がMG並みの分割になっているのに、ここだけ旧キットみたい。
ぶっちゃけ、ディティールは細かいので一色で塗ってもそれなりに見えるんですが、もったいなくも思うんですよね。塗り分ければ絶対カッコいいですし。手間を取るか迷うところです。
まあ塗り分けるのなら、これも修行か挑戦状だと思って前向きに取り組みましょう。
カッコよく仕上げらればかなり満足すると思いますし。
まとめ

AVVIオラクルの製作記、今回はパチ組みまでとなります。
パチ組みの状態でもかっこいいですねー。

あとはひたすらヤスリを掛けて表面処理や合わせ目を消していきます。
合わせ目消しの個所もあるので、これもまた大変なんですが・・・。
次は塗装編ですが、今回はウェザリングをして仕上げようと思っています。
塗り分け箇所も多く、合わせ目も出るため、結構時間が掛かりそうです。
それでは、塗装編に続きます。