ゴットハンドさんのアルティメットニッパーを購入しました。
プラモデル用のニッパーで最高峰の性能を持つと言われ、愛用しているモデラーさんもたくさんいます。
ただ、値段が高く、人気もあってなかなかに入手困難な状況です。
自分もずっと欲しかったんですが、ようやく手に入れることが出来ました・・・。
この機会をくれたニパ子には感謝ですね。
使用感覚について
とりあえず使ってみました。
アルティメットニッパーは二度切りが推奨されているので、まずはゲートから少し離れたところを狙ってパーツを切り離します。
最初にランナーを切った時点で「すご!」と思いました。
ランナーを切った感じが全然違うんですよ! ぬるっというか、スパッていうか、とにかく凄い!
そして余ったランナーを切るわけですが、ニッパーだけでほとんどゲート処理が出来てしまいます。
ただ、自分の場合、ネットで良く見るような、ほとんど白化しないような切れ方はしませんでした・・・。
ただ、これはアルティメットニッパーの性能ではなく、自分の使い方(慣れ?)の問題ですね。
公式の方でも、アルティメットニッパーの使い方をユーチューブに上げていたりするので、やはり普通のニッパーとはすこし違うみたい。
自分の場合、白化しないどころかパーツに密着させすぎて、えぐってしまうことが何度かありました。
ゲートを綺麗に処理するにはパーツと刃先を密着させなければいけないため、使いこなす必要がある工具と言った感じです。
ただ、その後なんどかパーツを切っていくと、ほとんど白化しない様な切り後にもなったので、慣れてくるとかなりゲート処理の時間は短く出来そうです。
アルティメットニッパーの懸念点
ちょっと使ってみたくらいですが、切れ味はさすが、話に違わぬ性能です。
ネットで良く見るランナーを試し切りした写真ですが、見事なものですよね。
ただ、デメリット言いますか、懸念点があるのも事実です。
懸念点その① この切れ味がどこまで持つのか?
究極のニッパーもやはり刃物ですので、使っていると切れ味は落ちていくと思います。
発売は2011年と、10年近い間モデラーに愛用されているため、それほど心配はしていませんが、2、3個キットを作っただけで、調子が悪くなってきたよ、だとちょっとコスパは悪いですよね。
懸念点その② 繊細ゆえに、壊れやすい、という事実がある
と、いいますのも、アルティメットニッパーは繊細な工具なので、使い方を間違えると簡単に壊れてしまうそうです。
ネットでも、「折ってしまった」という話をたびたび聞きます。
ただそれなら、使い方の問題もあるので、
「使い方を間違えると折れてしまうよ」なら、気を付けて使えばいい話です。
ただ、「メンテナンスをきちんとしていないと、すぐに切れ味が悪くなるよ」だと、ちょっと面倒かもな、と思ってしまうんですよね。
実際、ニッパー用のメンテナンスオイルも販売されていますし、一か月に一度は油を注してあげた方がいいみたい。
自分はタミヤの薄刃ニッパーをほとんどノーメンテナンスで使っていたので、できれば同じような感覚で使いたいんです。
とりあえずこの2点が、自分が使っていて懸念に思った点です。
購入した時の余談
この記事を書いている2020年11月の時点で、ゴットハンドさんのアルティメットニッパーはかなり入手困難となっています。
自分は公式のツイッターで再販の情報を聞き付け、当日は販売ページで待機。
再販時刻の21:00と同時にF5キーを連打し、「カートに入れる」が表示された瞬間、カゴに入れて購入しました。
正直、画面前待機とかやりすぎじゃないかな・・・? と思っていたんですが、5分で完売したらしいですね。私は運がいい方だったんですよ・・・。
使いこなせれば、モデラーの強力な味方となる究極ニッパー。
しばらく使ってみて、また感想を上げようと思います。
記事の中でも書きましたが、アルティメットニッパーは人気が高く、入手が困難な状況です。
定価は4800円なんですが、各所で倍近い値段で転売されていたりします。
凄まじい性能を持つニッパーではあるんですが、絶対に必要なもの、ではないと思うので、欲しい方は公式のツイッターをチェックして、再販を待つことをお勧めします。
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