BEWD製作過程

【青眼の白龍】ブルーアイズのプラモデルを制作! かっこよく塗装するためには?

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バンダイから販売されているFigure-rise Standard Amplifiedからなんとブルーアイズホワイトドラゴンがプラモデル化されました。

まさか令和の時代になってブルーアイズのプラモデルが作れる日がこようとは・・・。

 

パチ組みの状態でも、強靭で無敵で最強なブルーアイズが爆誕しますが、やはり塗装をして楽しみたいキットでもあります。

ただ、ドラゴンのプラモデルという馴染みのないキットのためか、少々問題も抱えているキットです。

今回は、ブルーアイズのプラモデルの問題も踏まえつつ、かっこよく塗装する方法を探していこうと思います。

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ブルーアイズのパチ組み感想 とにかくでかい

パチ組みを終えたブルーアイズです。

発売前から言われていましたが、とにかく翼を広げるとでかい

50センチくらいあるのでは?

飾る場所に困るくらいで、とにかく迫力があってかっこいいです。

翼はPET素材を使っていてとても綺麗ですし、パチ組みだけでも、十分な迫力、カッコよさがあります。

ブルーアイズの合わせ目消しは難しい・・・!

ただし、合わせ目消しは超やっかいです。

合わせ目自体が多めなうえ、なかなか消しづらいところにあります。

ただ、反面、多くの合わせ目は目立たないような工夫されているので、無理をして消す必要はないかもしれません

 

ですが、翼の合わせ目はどうしても気になります。(写真は合わせ目処理後)

翼膜を挟み込み、後ハメは、ほぼ不可能。

合わせ目も、この場所はさすがにおかしいでしょ、ってとこにあります。

 

マスキングもかなり大変です。

ただ、目立つ場所はここくらいなので、まあ、目をつぶるっていうのもアリかも。

合わせ目があることを割り切ってしまうというのも手ではあります。

ブルーアイズの重大な欠陥

ですが、このブルーアイズ、合わせ目なんかよりも重大な欠陥があります。

これだけは看過できないのが、関節のもろさです。

特に、翼の基部の関節が一番やばい。

 

ブルーアイズの関節は、軸の付け根が球体関節の片方だけで支える作りになっています。

動かすと、負荷があの細い片軸にだけかかるんですよね。

 

半面、ブルーアイズは翼がかなり大きいので、自重で倒れないよう、かなり硬くボディに固定されます。

そうするとですね、外れねえんすよ、翼が(泣)

 

翼を外そうとすると分かると思いますが、ぐりぐり回して取ろうとするじゃないですか、こういうとこって。

すると、硬く入り込んだ軸の根元だけに負荷がかかるので、かなりの確率で折れます。それも、軸が穴に残る折れ方をします。

 

こればかりは、翼をはめる前に軸を調整して、抜けやすくしておいた方がいいです。

 

ただ、抜けやすくなる代わりに、翼の保持が難しくなるんですよね(泣)

 

完成後、瞬間接着剤を塗って、関節にテンションを掛けるなどの作業が必要です。

 

場合によっては、可動は狭くなるけどエポキシ系の接着剤で関節を固定してあげるのも手です。私は、関節を固定しました。

 

 

あと、翼には『はばたく』という動作がありますが、このキットでは上下にこそ動きますが、前後には動きません。

大きいの迫力があっていいんですが、こういったところは残念ですね。

 

もし関節を折ってしまったら、固定ポーズで制作してあげるといいと思います。

関節は、真鍮線かなにかでがっちりと固定してやりましょう。

ぶっちゃけ、かっこいい固定ポーズで作るのもアリだと思います。

 

ブルーアイズをかっこよく塗装するには?

パチ組みの感想は以上で、ここからは制作編です。

基本的に合わせ目は気合で消すか、スルーするかの二択です。

 

このキットは塗装が映えるので、正直、翼の合わせ目は消しておきたい・・・そんな気持ちが勝り、私は気合で消しました。

ちなみに、合わせ目消しはシアノンを使っています。

接着剤むにゅ法だと、ちょっと綺麗には消しずらいです。

 

 

で、重要なのがどう塗装をするか、ということ。

名前にもあるとおり、青と白の美しいドラゴン。

成形色は青寄りですが、こういった色も無しではない!

 

つまり、青に寄った白に塗ってもカッコいいのです。

また、キットはツヤ有りの仕様となっていますが、ツヤ消しでも似合うと思います。

 

グラデーションをかけてもいいし。

 

白をシルバーに寄せてもいいし。

 

パール塗装も似合うと思う。

 

なんなら、筆塗りで筆目を入れても、生き物っぽさがでてカッコいいと思います。

 

白と青だけのカラーリング、という制限がかかっていても、ブルーアイズには様々な色の選択肢があって、どれも絶対に似合うと思うんですよね。

ブルーアイズの塗装開始

考えた結果、今回は、グラデーション+パール塗装にすることにしました。

まずは下地にクレオスの「黒サフ」を吹き、その後、白でグラデーションを掛けます。

するとこのような仕上がりに。

 

 

そしてそのあと、「クリスタルカラー」の「ムーンストーンパール」でコートします。

下地のグラデーションも相まって、このような変化があります。中々綺麗でしょう?

 

「クリスタルカラ」は、パール塗料の一種で、上掛けするだけでこのような変化があります。

パール塗装は割と、モデラ―の腕によって差が出る塗装ですが、「クリスタルカラー」なら、何も考えずに上掛けするだけこのような仕上がりにすることが可能です。

安価ですし、おすすめなので、ぜひ使ってみてほしい。

 

 

組んでみるとこんな感じに。

思った以上にかっこよくなってくれて満足!

プラモデルの口の中は紫になっているのですが、やはりピンクのほうが自然と思ったので塗り替えています。

紫も意外と似合うんですけどね。

ブルーアイスの翼はどうする? 答えは気合のマスキング

で、最大の難所。翼は塗装でも超大変です。

まず、PET素材の翼膜は最大の特徴でもあるんですが、塗ってしまうことにしました。

本体側を先に塗ったので、どうしても翼膜側に塗料が付くんですよね。

 

そうした場合、マスキングが鬼のように大変ですが、こればかりはもう、気合でやりきるしかありません。

ちなみに、合わせ目を消さなければ、塗装はすごく楽ですよ。

 

塗装後。

白とグレーを混ぜて、灰色っぽいグレーにしています。

このような感じで仕上がっています。

若干、グラデーションを掛けたんですが、写真だとほとんどわかりません(笑)

ブルーアイズの塗装完了

仕上げに、ガイアノーツの「EXクリアー」を吹いて、ツヤを出したら完成です!

いやはや、大変なキットでした。

だけど、満足! カッコよく仕上がりましたよ!

 

とはいえ、大変だったのはマスキングだけです。

何度でも書きますが、合わせ目をスルー出来るなら、塗装自体は楽で、やりがいがあります。

青と白という制限があるなかで、いろんな表現ができるブルーアイズは塗装がほんとに楽しい!

 

一応完成はしましたが、まだもうちょっと楽しめそうな気もしてます。

なにかこう、かっこいい台座もあるとよさそうなんですよね。飾る場所無いですけど・・・。

 

色々考えてはいますが、アイデアが浮かんだり、気が向いたりしたら作るかもしれません。

 

ブルーアイズはとにかくかっこいいキットですが、合わせ目消しの大変さと、関節のもろさにだけは要注意です。

あわよくば2体目、3体目にチャレンジしてもいいかもしれません。

バンダイのブルーアイズホワイトドラゴン、ぜひ作ってみてください!

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