模型の話模型の飾り方

ガンプラ・プラモデルをカラーボックスで飾るときの欠点や対処法を考えてみた

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完成したガンプラやプラモデルを飾るにはやはりコレクションケースや台などが必要になります。

ただ、コレクションケースなんて安くても一万円くらいはします。

そこで、昔の私のように、安価なカラーボックスに飾ろう、と考える人もいるかもしれません。

 

カラーボックスをそのまま飾り棚にする場合、ちょっと問題点などがあります。

今回はカラーボックスにガンプラを飾る場合、どんな問題点や可能性があるのかを考えてみました。

簡単な扉を自作する方法などもありますので、よろしければご覧ください。

 

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カラーボックスをそのまま使う場合と問題点

まずカラーボックスをそのまま使う場合です。

私も昔はカラーボックスを飾り棚として使用していました。安価ですぐ組み立てれるってのがいいですよね。

こちらはホームセンターなりにニトリなり、どこでも買えてしまうような普通のカラーボックスです。

 

今回用意したのは、ダボ穴があって、棚の高さがある程度変えられるものを選んでいます。

商品によっては、棚の高さが固定となっているものもあります。

キャラクターモデルはキットによって大きさにまちまちなので、棚の高さが替えられた方が使いやすいと思うんですよね。

 

ただ、カラーボックスの使い方によっては棚が固定できるものを選んだ方がいい場合もあります。このことは後述しますね。

 

カラーボックスには棚があるわけですから、当然そのまま使うことができるわけです。

 

ただ、後ろに大きな空間ができてしまうので、台を敷いて、高さを調整することで前後に完成品を飾る、というのが有効ですね。

このままでも飾り棚としては十分機能していますが、大きな問題としては埃が入ってしまう、という点があります。

 

せっかく作ったプラモデルがホコリまみれになったらやはり嫌なわけです。

個人的にはカラーボックスを飾り棚にする場合の、一番の問題だったりしますね。

市販のケースと組み合わせる場合(スケールモデル編)

そこで、市販のケースと組み合わせて使おうという考えがあります。

こちらはタミヤの「ディスプレイケースC」という商品です。

このタミヤのケースは重ねることができるので、上の空間は十分使うことができます。

最近では100円ショップでも似たようなケースは販売していますね。

 

横置きにすれば隣と上に置くことが可能です。

完成品が前側からしか見えなくなってしまう欠点はあるんですが・・・。

これでもいちおう、ホコリから守ることは出来るわけです。

市販のケースを組み合わせる場合(キャラクターモデル編)

ガンプラをはじめとしたキャラクターモデルを飾るときは『ホビーベース・スクエア」がおススメです。こちらは「中」サイズとなっています。

「ホビーベース」には様々な種類や大きさがありますし、このシリーズは硬いクリアファイルみたいな素材で出来ているため、切って高さを変えることができます。

ボックスの中にケースがあると、なんとなくオシャレに見えたりもします。

棚とケースの高さを調整すれば、カラーボックスのなかに三つ飾ることもできますね。

 

このシリーズだと単純に横にして使う、というのも手です。

 

ただ、横にして使う場合にはちょっとした問題もあります。

棚の高さを変えられるものは、ダボ穴に金具を差し込むタイプがほとんどなんですね。

 

そうした場合、横にするとこんなふうにすぐ棚が倒れてしまいます。

何とかならないこともないんですが、横置きにする場合は、固定できる棚のカラーボックスを選ぶのが推奨ですね。

 

単純に横にして使うと、上面ががらっと開くので、そのままずらっと並べることもできます。

単純に横置きのカラーボックスを積み重ねるってこともできますし。

 

ただ、その場合はカラーボックスの強度には注意です!

棚を固定できないタイプや、背板を外して使う場合だと、カラーボックスの強度が一気に落ちます。

重ねて重量がかかると、カラーボックスが崩壊する可能性もあります。要注意です。

透明な扉を自作する場合

次は扉を自作してしまう、という方法です。

自作する方法はいくつもあると思うんですが、今回使用したのは「B4の額縁」または「ポスターフレーム」です。

このポスターフレームは普段、かっこよくて捨てらない箱絵を飾るのに使っています。

サイズ的にカラーボックスの一コマにぴったしなんですよね。

 

 

ちなみに安価な額縁を探したいのであればダイソーを探せば見つかると思います。

B4サイズのものは100均でなかなか見つかりません。ダイソーでも200円で販売していました(写真のものはニトリで販売しているものです)

 

作り方は簡単。背板を外すだけ。

背板を外すと、カラーボックスの一コマと同じ大きさの透明な扉ができあがります。 

 

ただ、このままでは透明なパーツは後ろに倒れてしまうので、接着剤か何かで固定する必要があります。

 

カラーボックスとの接続は100均で売っている丁番を使います。

小さいネジが付属していますので、ドライバーで固定します。

 

丁番の固定はコツがいりますが、下穴をあけておくとスムーズにいきます。

最近はピンバイスも100円で買えてしまうので一緒に用意しておくといいと思います。

 

取り付けてみるとこんな感じに。

 

開閉も当然可能です。

これならホコリもある程度対策できます(完璧にホコリを遮断することは難しいですが)

上手く高さを調整して三つ扉を付けれると、2000円くらいで安価な飾り棚が自作できます。

BOXの中が暗い場合の工夫

カラーボックスを飾り棚に使うにあたって、気になる点のひとつに暗さっていうのがあると思います。

どうしても影ができる。暗いんですよ。

 

対策の一つとして、市販のケースと合わせて使う場合、背板を外してしまうというのも手です。

光を大きく取り入れることで単純に明るくなります。

ただ、背板がなくなる分、カラーボックスの安定性はなくなり、多少ぐらつきやすくなります。

 

模型を飾るくらいなら問題なさそうですが、重量物とか乗せるとやばい。たぶん、崩壊します。

棚を固定できるタイプですと、ぐっと安定性は増すんですけどね。

 

もう一つの方法として、背板を外し、後ろに半透明のPPシートなどを取り付けてしまう方法もあります。

 

これならホコリもある程度防げますし、光も入るので背板のときよりずいぶんマシになります。

後ろから光を当てればオシャレな感じにもなりますし。

 

ただ、光源については色々と検討する必要があります。

電池式の携帯ライトやLEDテープなどが候補に挙がりますが、光を当て続けるリスクや安価な製品の発火リスクなどはあるので、この辺は自己責任でお願いします。

まとめ

今回はカラーボックスで模型を飾る方法についていろいろと検討してみました。

カラーボックスはそのまま飾り棚として十分使えますが、ホコリや暗さは気になります。

 

対策としては、市販のケースを合わせて使ったり、扉を付けたりする方法があります。

暗さの場合は、背板を外したり透明なものに取り換えたりするのが有効です。

 

また、カラーボックスの強度には注意が必要です。

縦にして使う場合は高さを変えられるもの。

横にして使う場合や背板をぶち抜いて使う場合は、棚を固定できる物の方を推奨します。

 

私はちょくちょく市販のケースを買ってしまうので、背板を外して使おうかと考えています。

自分が作ったプラモデルを飾るのに、すこしでもお役に立ては幸いです。それでは。