塗料・工具

【印象激変】ガンプラに使えるおススメのスミ入れ塗料をあつめてみた!

スミ入れというのは、プラモデルにある溝に薄めた塗料を流し込んで「影」を強調する方法です。

スミ入れはエナメル塗料を薄めて行うのが一般的だったんですが、最近では専用の塗料も発売されています。

今回は、ガンプラやプラモデルに使われるスミ入れ塗料を集めてみました。

スミ入れをするとガンプラがぐっと引き締まりますよ!

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スミ入れのやりかた

まず、スミ入れのやり方を簡単に説明します。

ガンプラをはじめとしてプラモデルには写真のような「溝」が存在するんですが、そこに影を強調する色を流し込みます。

やり方は簡単で、薄めた塗料を筆に含ませ、ちょん、と溝に落とすだけ。

すると、すーっと溝に塗料が流れ込んでいきます。

筆が触れてはみ出た場所は、エナメル系の溶剤をしみこませた綿棒でふき取れば綺麗になります。

これで完了です。

 

薄めた塗料、というのがポイントで、原液のままだと塗料が濃すぎてスミが流れません。

スミ入れ用塗料は最初から薄めてありますが、最後の「ふき取り」という作業にエナメル系の溶剤を使うことが多いです。(マーカータイプは使いません)

ですので、エナメル系の溶剤は基本的に必要になる、と思います。

ふき取りだけだとあまり大きなサイズは必要ありませんが、持っていない方は用意しておいたほうがいいでしょう。

タミヤ メイクアップシリーズ スミ入れ用塗料

まずはタミヤから販売されている「メイクアップシリーズ スミ入れ用塗料」です。

現在では、こちらがスミ入れ用塗料として主流となっています。

最初からスミ入れ用に希釈されていて、蓋にハケまでついているので、そのまま使用することができます。

色の種類も9種類あり、とにかく使いやすい。

最初はグレーとブラウンをもっておくのがおススメです。

クレオス Mr.ウェザリングカラー

クレオスから販売されているウェザリングカラー用の塗料。

本来の用途はフィルタリングなどに使うのですが、ちょうどいい感じに希釈されていてスミ入れにも使えます。

ただし、スミ入れ用塗料とは違い、蓋にハケはついていません。

スミを流す筆は自分で用意する必要があります。

ウェザリングカラー専用の溶剤もありますが、エナメル溶剤でも問題なく拭き取ることができます。

 

元々がウェザリング用のため、普通のスミ入れではあまり使わない色があるのが特徴です。

もし使ってみたいな、と思った方がいましたら、試してみた記事もあるのでよろしければご覧ください。

 

 

タミヤ エナメル系塗料 各種

最初にも書きましたが、タミヤのスミ入れ用塗料が発売するまでは、エナメル系塗料を使うのが主流でした。

ただ、もちろん現在でもバリバリに使われている塗料です。

エナメル系塗料は、そのままでは濃すぎるため、専用の溶剤を使い、自分で薄めて使用します。

色の種類は段違いですし、塗料の濃さも自分で調整できるので、いまだにこちらでスミ入れをするモデラ―も多いですね。

 

それと、エナメル系塗料はスミ入れ以外に部分塗装にも使えますし、いろいろと用途は広いです。

ぜひ特性は知っておいてほしい塗料ですね。

 

ガイアカラー 蛍光エナメル塗料 各種

ガイアカラーから販売されている蛍光のエナメル塗料。

ガイアカラー専用のエナメル溶剤もありますが、希釈もふき取りもタミヤのエナメル溶剤と互換性があります。

通常のエナメル塗料と同じで薄めてスミ入れをします。

特筆すべきところは、ブラックライトで光る、というところです。

色自体は薄くて影を強調する役割は薄いんですが、面白い使い方ができます。

 

 

ガンダムマーカースミ入れ用

クレオスから販売されているペンタイプのスミ入れ塗料。

流し込みタイプとふき取りタイプがありますが、基本的な使い方は一緒です。

塗料の濃度は調整できませんが、キャップを外して使うだけなので簡単に使うことができます。

こちらにはふき取りにエナメル溶剤は必要ありません。

乾ききる前にティッシュなんかでふき取るか、乾いた後に消しゴムでこするとはみ出た部分を消すことができます。

必要な物がマーカーと消しゴムくらいなので、使う道具も一番少なくて済む。

モデラ―初心者の方は、こちらで試してみた方がいいかもしれかせんね。

まとめ

以上で、ガンプラに使えるおススメのスミ入れ塗料でした。

初めてスミ入れをやってみたい、と思っている方は、安価で手に入る「ガンダムマーカー」。

ちょっと模型に慣れてきたら、やはりタミヤの「スミ入れ用塗料」がおススメでしょうか。

すこし変わったスミ入れをしてみたいなら、「蛍光エナメル」や「ウェザリングカラー」を使ってみればいいと思います。

 

また、スミ入れはグレーをよく使いますが、思い切った色を使うと印象を変えることもできます。

たとえグレーでもやっている完成品とただ塗装した完成品だと印象が激変します。

もしやったことがない方は、ぜひ試してみてくださいね。

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