塗装・工作

【静かな主張】ガンプラにレッドポイントを入れてディティールアップする方法!

ガンプラのディティールアップで有名なものに『レッドポイント』と呼ばれるものがあります。

その名の通り、ガンプラにアクセントとして赤いチップを貼り付ける、という方法です。

しかし、小さなディティールながらその効果は絶大で、上手く貼り付けるとひときわ目を引く完成品になったりします。

静かに、でもたしかに主張する『レッドポイントディティール』。

今回はそんなレッドポイントの作り方を説明しようと思います。

ちょっとしたコツや無塗装派の方でもできる技も紹介しますよ!

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レッドポイントの作り方

レッドポイントの作り方は簡単です。

0.3㎜ほどの薄いプラバンを細切りにして、赤く塗装。

あとはそれを貼り付けるだけ、です。

塗装をするときは、両面テープで厚紙に貼り付けると楽です。

エアブラシで塗装しましたが、もちろん筆でもOKです。パーツは小さいのでそれほど筆ムラっていうのも目立ちませんね。

ただ、実際にプラバンを切る方法だと、意外と均等な幅にするのが難しいです。

なんと言ってもサイズが1㎜以下の極小サイズ。

レッドポイントの『幅』は好みでいいんですが、HGのガンプラに入れ込むなら1㎜以下になっても違和感がありません。(あまりにも小さいので「均等な幅」とか、そんなに気にならないということもありますが)

ちなみに、厚さは0.3㎜以下がいいと思います。

 

そんなときエバーグリーンのプラ棒だと極小サイズもあるので、そちらを使うのと簡単に均等な幅を出すことができます。

ただ、エバーグリーンのプラ材はちょっと手に入りずらいのが難点です。

1mm以下の幅も存在するんですが、欲しいサイズが売ってない場合もありますので注意が必要です。

 

ちなみに、私は先に塗装する派ですが、レッドポイントは、接着してから塗装、でも問題はありません。

その場合は、後から拭き取れる「エナメル系塗料」がおススメですね。

 

レッドポイントの貼り付ける場所

レッドポイントの貼り付ける場所ですが、基本的には決まりはありません。

ただ、レッドポイントをカッコよく見せているガンプラには共通点があって、それは「溝の中に埋め込むように配置している」という点です。

これがちょっとしたコツですね。

 

そのままパーツに貼ってしまうと、いかにも「貼り付けました」感が出てしまいます。

しかし凹みの中にレッドポイントがあると「用途は不明だけどなんだかカッコいいディティール」に見えるんですよね。

レッドポイントを貼る付ける場所は、太めのタガネで彫った場所やマイナスモールドを作った場所に貼り付けると効果的です。

 

 

もちろん、キットにそのままある凹みに入れ込んでも問題ありません。

レッドポイントの接着

次はレッドポイントの接着です。

レッドポイントは小さいディティールなので、普通の接着剤では貼り付けが難しいんですが、よく推奨されているのが「タミヤ クラフトボンド」です。

ある凄腕モデラ―さんが紹介していて、よく使われるようになりました。

特性は「木工用ボンド」に近く、乾燥後は透明になるので、多少のはみだしも許容できます。

接着力は強くありませんが、レッドチップくらいなら問題なく着きます。

 

次は「エポキシボンド」です。

2つを液剤を混ぜ合わせて使う接着剤で、こちらも乾燥後は透明になります。

硬化前であればエナメル溶剤でふき取れることもできますし、接着力もかなり強い。

ただ、わざわざ混ぜ合わせて用意しなければいけないのが、ちょっと面倒でネックです。

写真はホームセンターで購入したものですが、模型用もあります。

レビユーした記事もあるので、よろしければご覧ください。

 

 

 

最後は「流し込み用の接着剤」です。

これは、レッドチップを後から塗装する方向けです。

小さなプラバンを貼り付けるのに流し込み用接着剤はとても相性がいいです。

ただ、接着剤なので塗装を溶かす、というのが一番の問題です。

うまーくやれば塗装後の接着にも使えますが・・・目立つところにハケがあたると、目立つシミになったりします。

せっかく塗装したパーツが接着剤でダメになってしまう可能性があるのは、ちょっとリスクが高いですよね。

伸ばしランナーで作るレッドポイント

最後に、無塗装派の方にもできるレッドポイントの作り方を説明します。

用意する物は「赤色のランナー」と「ライター」です。

やり方は簡単で、ライターを使い、ランナーの中央部分を熱で溶かします。

火を使うので十分ご注意を!!

炎にあてなくても、ランナーに熱を当てるくらいで問題ありません。

ランナーはすぐに溶けるので、すかさず両方に引っ張ります。

すると、ランナーは細く伸びていきます。これは「伸ばしランナー」と呼ばれるスケールモデルで使われるテクニックです。

あとはそれを小さく切ってしまえば、レッドチップが完成します。

無塗装なら接着も楽です。

もちろん、ランナーは赤でなくてもいいですし、塗装したって問題ありません。

火を使うので注意は必要ですが、すごく簡単にできます。

よければお試しください。

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